11.duben

サクラフブキ

ふいに、立ち寄った1本の桜の木。

風の強い日だったので、桜吹雪に包まれる。

桜も風も、その時間をひとり占め。

こういう瞬間に、穏やかだけれどこみあげるものがある。

この感覚を持っていることに、自分らしさを感じたりする。

意識した二面性

計画しなければならない。

動いていかないといけない。

なにかしないといけない。

いつでも、なにかに焦っていよう。

09.duben

からあげ

高校時代の友人とダラダラと飲む、という日。

ほぼ月1恒例くらいになっている……。

久しぶりに「オトナノイザカヤ」と銘打っている、

近所のお店へ。いついっても繁盛していて賑やか。

「いま、好きな人いないの?」

深い時間にひとこと。

好きな人はたくさんいるけど、そういう意味じゃないのよね。

好きになれそうな人はいるけど、好きになるってなんだろう。

思考回路が止まってしまった。

08.duben

わたしというアイコン

友人のイラストレーターがSNS用のアイコンを描いてくれた。

これはラフ案(使うこともないでしょう)だけど、

思った以上にビビッドでちょっと笑ってしまった。

もちろん、特徴はつかんでくれているけど、

今はショートでもないし、顔もほんとにまんまるである。

せめて外見でいい人そうな印象を持たれるくらいには、

いろいろな部位を改善しなくてはならない。

07.duben

雨と珈琲

だんだんと朝ごはん作りに飽きている。

今日は雨だし、めずらしく珈琲の気分だったので、

休日仕様の珈琲とあまいもので朝をはじめる。

フレンチを教えてくれた

松濤にbacarというフレンチがあった。

創作的なメニューとリーズナブルな値段設定で、

たちまち人気店に。食べログでは☆4.6になったことも。

そんなお店のシェフがついに第2章をスタートさせる。

今日は、新店舗の予約開始日。

早く行きたいけれど、とりあえず5月の半ばをリザーヴ。

思えば、そこまでしっかりとしたコースのフレンチを

わざわざ予約して行こうと思うのはbacarくらいだったなぁ。

今からワクワクです。

05.duben

Jacques-Henri Lartigue

ラルティーグは学生時代から好きな写真家。

埼玉で今日からはじまる展覧会へ行く。

写真展というものは、展示としては正直つまらない。

作品とゆっくりと対峙するならば、

またシリーズ作品のストーリーを紐解くならば、

写真集の方が断然いいものばかりだと思う。

それでも、額装された写真から感じる出逢いもあるわけで。

大半は観たことのあるものばかりだったけれども、

それでもここまで来てよかったなぁ、と思った。

好きなものをずっと好きでいることは、

自分の過去をほめてあげるようで、なんかいいなと。

少し難しいけれど。